正月といえば「もちつき大会」 初心者でも大丈夫
お正月は初心者もちつき大会?
知人友人のつながりで初心者が「おもちつき」をした時のお話し。
その時の簡単な流れとコツを書きますね。
デパートのイベントといえば、華々しい企画やメディアタイアップとかで、お客さんをたくさん呼び込むのが主流だね。
人気の物産展でもどんどん趣向が凝らされて、どんどん華やかになっている。
楽しそうだよね。
でもそんな企画はあんまり得意じゃなくて、どちらかというとちょっと不得手かも。
わたしの得意分野は地域の人だったり、知人友人の繋がりで企画を作っていく方で。
そんなこともあってちょっと考えた。
人のつながりを活かして、普段できないような企画をしてみよう
メンバーの多さを活かせるイベントはなんだろう。
やっぱり、カレンダー(歳時記)は意識する。
もうすぐ正月だから(当時11月中頃)お餅ちつきをしよう!!
餅つき経験の無い「素人」だけど。人と機材だけあれば餅米だけあればできるやん。
ナイスアイデア。
そんな急な思い付きで素人ができるわけないやん。そう思う?
そんなことは無いんだよ。だって、ちょっと前までみんな家庭で自分でやってたやん。だからそんなに特別なことではないはずだ。だからできるんだ。
もちろん「勉強」は大切だよ。
企画のページでも書いたけどきちんと勉強して、準備して、シミュレーションして用意を整えればイベントはできるんだよ。
で、さっそく顔の広そうな方に相談した。 ←ココ非常に大切ね。
もちろんそれまでの関係性があってのことだから。あなたの普段からの生活が問われてくるからね。
なんと、臼と杵を無料で貸してもらえる先を紹介してもらえた!これラッキーです。道具さえあればあとはメンバーと材料だけあればできるんだから。
ちなみに、メンバーがいないんだけど何とかしたいな。という方は「いのやん」も所属する「かんさい まるまる劇場」に気軽にお声がけください。ご一緒できるかもですよ。
お正月らしい装飾も近くのスーパーで迎春用品を買ってきて、自分たちで取り付けて、極力安く、施工業者さんにも餅屋さんにも頼らず、全部自分たちでやり遂げるんだ。
でもわたし、臼も杵も使ったことない。
超初心者です。
やっぱりここでも「詳しい人」に頼ります。まずは詳しいひとに技を学ぼう!
間違っても、いきなり「つきに来てください」これ駄目だからね。
ますは自分でできるようになる。そのためにはまず練習。
年末はいろんな場所で餅つきが開催されてるんで、まずは行ってみて、じっくり見てノウハウやテクニックを学ぶ。ここからスタート。
ネットでも技を学ぶ。いやはや便利な世の中ですね。
ちなみに参考になったサイトを紹介しておくね。色々調べた中からの「いのやん」おススメページ
とってもタメになるよ。
↓ ↓ ↓ ↓
※大抵、どこのページでも「お米は一晩水に浸してね」て書いてますが、時間がなければ5時間くらいでもなんとかなるよ。わたしもそう。
※もち米の無洗米はおススメ。何キロも洗うのハードだからね。
あらうだけでも大仕事、1時間くらいは軽くかかっちゃう。でも無洗米なら一瞬だよ。
※蒸し器でお米を蒸すときは気を付けてね。欲張ってたくさん蒸そうとしたらダメだよ。特に直火でガンガンできない時は要注意だ。全然蒸れなくて失敗するよ。
お米は10Kもあれば200人以上に楽々ふるまえるけど(小餅2個づつ)、できあ上がるまで何回も何回もつくらないといけないので、あんまり無理はしないでね。1回に1升なんて素人はムリだからね。
あと、手返し、合いの手。あの餅をひっくり返す人ね。
イラストはかわいいけど、なんか怖くない?
杵で頭をどつかれそうで・・・・血しぶきピャー!!
でも、怖くない方法があるんですよ。
杵を持つときって、右利きの人は右手を上に、左手を下にして杵を持ってついていく。
そうすると、左側がぽっかりスペースができるんです。玉置浩二もとい「安全地帯」ができるんです。
だから、打つひとの正面ではなくて、左わき下あたりに座って返してあげてください。そうすれば正面から振り下ろされる恐怖感もないので、安心だし簡単だよ。
あと、気をつけてほしいことが1つ。
杵を力いっぱい振り下ろさないコト。
時々いるんだよね、親の仇みたいに力いっぱいたたきつける人。ダメダメ、That’sド素人。
わたしも上手くはないけども、杵は力任せに振り下ろすものじゃないんだよ。杵が割れちゃうし、疲れちゃう。
杵は重いんで、重力に逆らわず。臼に向かって「ドスン」と落とすイメージでいいんだよ。
さあ、いろいろ学びましたね。
じゃあ本番です。エッ!いきなり本番かいな、と思うでしょ。
細心かつ大胆にいきましょう。デパートの年始の初売りでたくさんのお客さんが来る。そんな中で初心者(素人)が仕切る餅つきで、お客さん参加の振る舞い餅。
普通に考えたら無謀!!
一見、ただの無謀に見えるけど。ちがうんだよね。もちろん1人ではどうにもならないので、まずメンバーを募る。
30人を超えるメンバーで分業制を組んだんだ。
餅を蒸す担当。下ごしらえする担当。蒸し場から餅つき場まで運ぶ担当。つく人。餅を丸めてふるまい担当など。
餅つきや、食べ物に詳しい助っ人にも来てもらって。
お正月ぽいイベントを会場横でしてもらって正月らしさを演出できたかな。
もちろん人数を揃えるためにいろいろしたよ。
留学生さんは正月がヒマだと聞いたので、留学生団体に「日本文化をまなばない?」といって声掛けもしたし。知人のまた知人にまでお願いしたり。
当日は朝早く(正月そうそう電車の始発)から餅米を水に浸す必要があったので、初詣をセットして下ごしらえから餅つき本番までの間に初詣でに行ったり。和装で参加してもらったり。できるけメンバーが楽しめるような企画にしたつもり。
もちろん、メンバーにもお餅はたくさん食べてもらったよ。
この時、痛感したのが「数は力」だね。
一定の数を超えると量は質に転化するんだ。(なんか賢そう)
これだけの人数がいてるとしっかりしたイベントになるもんで、不思議なもんだね。(もちろん準備が大切だよ)
そしてもっと強く感じたのが「人の繋がりほど強いものは無い」
わたしひとりの力ではどうにもならない、一緒に取り組んでくれる仲間の力があってこそ、たくさんの人数が集まるし、知恵もノウハウも集まるんだ。
繋がり万歳です。
おかげさまで盛況で、みんなに喜ばれるイベント。
わたしが離れてから、ちょっと変わったけど、メンバーが楽しむのは今でも変わってない。
長く続いてくれたらいいなと思ってるよ。
他のイベント実例も紹介しているよ