まんが作品展イメージ サイン

まんが作品展を企画してみたよ


まんが作品展企画経験有り

まんが、フツーに好きです。

そんなフツーな「いのやん」ですが、1回だけ漫画家さんの作品展を企画して、開催したことがあるんだ。

なかなか珍しい経験だ。もし作品展を企画してみたいなら、ちらっとでもいいから読んでいって欲しいな。

 

タイトルはここには書かないけど、ある作家さんの「ほぼ」全ての作品を紹介した作品展。

デビュー作からアニメ化された人気作品までのほぼ全部。
アニメ化されたといっても、「君の●は。」じゃないからね。

クラウドファウンディングと、朝ドラ俳優さんが声優をしていたことが話題になったアニメ映画の方ね。その原作作家さんの作品展。

作品展には、たくさんのお客さんとファンの方々が来てくれて会場も盛況。おかげで良い展示会になったと思うんだ。

実は準備時間がほとんど無かったんだけど、たくさんの人たちが協力してくれての企画展。

 

ほんとうに良かった良かった。本当に感謝です。

 

そんなナイスな結果だったので、違う漫画作品の企画展もしたくなった「いのやん」

なんとかしたくて考えた&動いてみた。

 

「最初の作品展」+「2回目?に向けての動き」で、ちょっとわかったことがあったんだ。

まとめてみますね。

 

①超BIGな出版社は難しい
②概略だけでも組み立ててから企画交渉をする。(といっても、詳しく知らないと概略も作れない)

大事なのでこちらも

まんが展示で必要なもの

 

超BIGな出版社は難しい

 

もし、作品展を企画したいなら内容を組み立てるのは、あなただよ。

誰もやってくれないよ。

誰かがした後はもうパッケージ化されていて、もう企画になってるからね。企画料だけでうん百万円以上のお値段がついちゃうこともあるんだよ。

特に超BIGな出版社の作品ならなおさらだ。

超BIGな出版社は人気作品がたくさんあるはから、出版社自身でいっぱいイベントをしている。

講●社さんとか、集●社さんとか。イベント企画のパッケージ化もが素早くてお高いよ。

正直、こちらから話をもっていっても、なかなか難しい。そりゃそうだよね、自社で作って全国にセールスした方が商売になるからね。

でもね、だからといって「いのやん」も簡単にはあきらめなかったんだ。
どうしたものか

① 人気化する前にアプローチする。

② 過去の人気作品にアプローチする。

③ 出版元をしらべる

④ まんがに固執しすぎない。

 

結構、調べてうごいてみたんだ。

映画化されるとか、周年記念とか、手当たり次第に探してみると結構な数の作品があるもんで。リストをつくって何社にもアプローチしたんだよ。

でもね。

超BIGな出版社では、もう企画化が進んでいたり。

時間がかかりすぎたり、条件面が厳しすぎたり。かなり難しかった。残念。

小規模な出版社さんでは、忙しすぎるのか返事が帰ってこなかったりとか。

いろいろあたってはみたんだけど、2回目の作品展はしなかった。

 

何故かって?

残念だけど、いつまでもアタックし続けることでもできなくて。

デパートのお仕事としての企画展、企画決定の締め切りが有るんだよね。まあ当たり前だよね。

あと、必ず集客が見込めるのなら「まんが作品展」に固執するけれど、作品展は漫画だけじゃないからね。

ジャンルは何でもOKだからね。

あと、そこまで思い入れができるおススメな「まんが作品」が無かったからなんだ。(ん~、負け惜しみやん)

 

あ、そうそう大事なコトを忘れてた。

まんが作品展を自分で企画するのなら、ある程度大きな出版社さんがいいと思う。

「いのやん」がさせてもらった企画作品展も、今思えばそんな感じの出版社さん。

しっかりした規模&大き過ぎない出版社さんだったので、組織力+機動力。鉄壁ですね。

だから「いのやん」からの企画申し入れでも聞いてくれたんだよね。

 

そして思い入れできる作品だったのも良かったのだと思う。

人気になったアニメの「原作作品展」じゃなくて、「作家さんの作品展」でお願いしたのが出版社さんの作家さんを大切にしたいという考えに、合致していたんだと思う。

それが他所さんからのオファーとの違いになって、OKしてもらえたんだからね。

概略だけでも組み立ててから企画交渉をする。(といっても、詳しく知らないと概略も作れない)

 

独自企画なんだから、先方に話をするにしても、どんなことがしたいのかある程度示す必要があるからね。

そして、勉強するからにはファンになるくらい調べたおす。

当たり前だよね。知らないと企画もできないし、選んだからには何か好きなポイントがあったからだよね。だから誰にも負けないくらい勉強してね。

もし入場料が必要な作品展示にしたいのなら、ファンに喜んでもらえる内容にしないといけないよ。だってお金もらうんでしょ。ここ大切。

でも、考えようによってはすっごく簡単なことなんだ。

自分もファンになってしまえばいいんだ。

ファンになちゃえば、自分が見たい内容=みんなが見たい内容。
そこを大切に守っていけばいいんだよ。

たとえ100点満点は無理でも100点目指してがんばれば、ファンの方々もわかってくれると思うよ。でも期待を裏切っちゃいけないよ!
原作本、関連書籍、ネット記事、そしてファンページ、このあたりを読みこんでね。
特にファンページは大事だよ。

で、「いのやん」はどうかって?
そりゃあもちろん。作家先生のファンですよ。

最初はそこまでじゃなかったんだけど、読み込んで読み込むほど、作品の良さがわかってくるんだよね。
そうするともうズッポリはまっちゃいまして。

ほとんどすべてが手書きの丁寧で優しい絵柄。それも魅力なんだけど、文章の流れと言葉の使い方がとっても上手で、ほんとうに美しいんだよね。

資料として作品を読み直す度に、思わず泣きそうになっちゃったりして。

だから、会場の展示内容は基本的に「いのやん」からの希望が形になったもの。
凝り性の本領発揮。わけあって準備期間はたったの100日。超特急企画。

展示作品の紹介文も自分で考えて出版社さんに確認してもらって、会場構成から展示内容まで、That’s「いのやん’sワールド」

結構な手間と時間がかかるけど、どこにもない「オリジナル企画」。

なかなかいいもんだよ。

まんが展示で必要なもの

 

どんな展示にするかは、きちんと考えないとね。

一番参考にしたいのは、やっぱりインターネット情報。

他所の展示内容をたくさん見て展示会の一般的なイメージをしてください。

 

こう書くと大雑把な印象なんだけど、結構あたまもつかうんだよ。

 

会場エントランスの印象も考えたい。中の構成も考えたい。

エントランスが有って、作家さんの紹介が有って作品ごとに展示。

紹介の順番も考えるし、漫画を紹介するにしても全ページを紹介すると大変なことになるからね。どのページを紹介して、キャプション(説明文)をどうするかかも考えないといけないからね。

会場の見せ方も考えるよ。入口から何が見えて何を見せないのか。

会場に入った段階で全部を見渡せないようにもしないといけない。

 

作品紹介の順番も考えた。

あえてデビュー作から順番にはしなかったんだ。

さらっと一瞥して終わるような展示内容にならないようにね。

 

最初に感動的な作品をページ数は多めに、内容がわかるようにご紹介。

感動的な作品を最初にもってくることで、作品の良さを実感してもらうんだ。

涙腺がゆるんでしまって耐えていたお客さん。ほんとごめんなさい。

あの順番ワザとなんです。

で、最後には人気化したメジャー作作品を紹介して。最初と最後が展示の山場。

おまけ・巡回展はイヤなんだ

 

どうして、ここまでして自主企画にこだわるのかって?

デパートでは、年に何回か企画展をする機会があってね。
そんな時には、半年から1年前くらいから企画を準備するんだけど、実はイベント企画会社ってものがあって、そこから企画パッケージを買ってきて開催することが多いんだ。

よくあるパターンは、イベント会社がお値段高めな企画パッケージを作って、最初に「銀座の●屋さん」とかで国内初開催。

たくさん集客して、グッズもたくさん売って、全国の大都市から順番に回っていっていく。そう、これがイベント会社が企画を各デパートに売って回る「巡回展」ってやつだ。

最初は都会の大きなデパートをじゅんぐりに回って行って、そのあとにやっと地方に回って行くのが通常パターンなんだよ。

2,3巡目になってくるとお値段もちょっとこなれてきて「あーこれ、前にどっかのデパートでやってたね。今度はうちの町であるんだ。」って、地方のデパートや会館に巡回してくるんだよ。

そんなイベントみたことないかな。

 

で、「いのやん」の関西の某デパートなんだけど。

近所にはキラキラした大手デパートがたくさんあってね。阪●さん、高●屋さん、大●さん、ハルカス●鉄さんとかとか。
電車で10分も乗ればどこにでも着いちゃうデパート激戦区。

「いのやん」のお店はそんな激戦区にある中小店だったんだ。だから、イベントが回ってくるのは2巡目3巡目。

なんか嫌やん。2番煎じな感じがしてさ、すぐ近所の大手デパートで開催済なんだよ。

20年もイベントを担当してたらさ、ちょっとくらいはプライドも出てくるやん。

キラキラした大手デパートと差別化できるような企画をしてさ、オリジナル性を出したいやん。やっぱり。

というわけで、結構自分で企画を作るようにしていたんだ。

ほとんど「意地」でやりきったようなものかな。

結構しんどかったけど、なかなか楽しくてね。企画は苦手だけど嫌いじゃないんだよ。

 

【おまけ】

作品展のサイン入りタイトルパネル。

デパ―トの従業員休憩所でだいじに展示中だよ。

サイン入りタイトルパネルの写真

 

ほかのイベント実例も紹介しているよ。

 

 

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投稿者: inoyan

関西の某デパートでイベント&催事の「企画・集客・運営」を20年。任意団体「かんさい まるまる劇場」座長もやってるよ。