お菓子の家 人が入れる大きいサイズで作ってみた
大きい大きいお菓子の家 製作体験記
ちびっ子の時に、ヘンデルとグレーテルを読んで、いいなあと思いませんでしたか?
「いのやん」つくっちゃいました。
人が入れるくらい大きい「お菓子のお家」
あんまり派手じゃないけれど、ある意味現実的なレベルで設計・施工(大層ですね)
家を製作
材料はダンボール。なんといっても手に入りやすい&リーズナブル。
本当はクッキーやチョコレートで壁や屋根を作って、イメージ通りのお菓子の家にしたかったんだけどね。
腐るとメッチャ困るのでダンボールのお家。
壁を組み合わせるだけでは、すぐに壊れてしまうので骨組はパイプ組み。
もちろんダンボールで支柱を作ってもいいよ。
材料はダンボールなので、図面を書いてその通りの寸法でカットすればできあがり。
「いのやん」近所のダンボール屋さんに、寸法を指定して白いダンボールをカットしてもらってそれを組み立ててみました。町のダンボール屋さんにお願いしたらカットしてくれるよ。このお家で2万円前後かな。
もちろん不要ダンボールを集めて作ったらダンボール代はかからないよ。でも自分でカットするのは結構大変だからがんばってね。(できるだけ人数がたくさんいた方がいいよ)
高さ1.5m、幅1.2m、奥行き1.8mくらいのお家。煙突付き。
子どもならラクラク入れるサイズだよ。
実は、このお家の屋根寸法を出すときに人生初めて三平方の定理(ピタゴラスの定理)というのを使いました。
Cの部分が屋根の斜面部分ね。便利な公式だよね。
きちんとドアもつけて中に入れる仕様。
窓もつけてみた。大人はちょっとしんどいけど、まあなんとか顔くらいはだせたかな(幅60cm高さ45cm)
大きなお菓子のお家完成です!!
屋根がカラフルでしょ。
最初は色を塗ろうかとおもったんだけど。ちょっと手間だったのでペーパー貼り。
お菓子を貼ってもよかったけど、イベント初日はお菓子が貼ってないので、まっ白。
愛想もなにもないので、100円均一でペーパーを買ってきて張り付けてみた。これで400円分くらいかな。
お菓子で飾る
これがかなりお高めで、ちょっと困りもの。
この規模のお家で、約5万円分くらいは必要だったかな。
貼り付けるお菓子のチョイスも考えたいよね。
まあどんなお菓子でもいいんだけど、壁や屋根に貼るので「いのやん」的」にはパンパンに膨れたスナック菓子よりも、箱。それもチョコレート系を貼りたかった。
でも、チョコレート系に箱のお菓子、例えばポッキーとかは100円~150円くらいするので、ちょっとお高め。
そこまでお金がなかったので、セコイヤチョコをたくさん用意してみた。お菓子の家なのでチョコ色がほしかったから。
このお菓子をちびっ子たちに張り付けてもらったんだけど、使ったのは両面テープ。
グルーガンも考えたんだけど、熱くなるのでちびっ子には危ない。お菓子も溶けるからね。
だから両面テープで仕込んでから、ちびっ子に貼り付けてもらった。
一番ラクチン&安全だからね。1週間で約500人くらいだったかな。
で、こんな感じになりました。
でも、ちょっと失敗
終了後、お菓子をちびっ子にプレゼントする時にとっても困った。
選んだお菓子は「セコイヤチョコレート」
終わってからのお菓子は、イベント終了後にちびっ子たちにプレゼント。
※イベントが7日間あったので、終わってからの8日目以降にプレゼント。またお店に来てもらう計画
セコイヤチョコレートの包装紙は、お菓子をくるっと巻いているタイプ。
お菓子に張りついた両面テープを剥がして、ちびっ子にプレゼント。
でも包装紙も一緒にとれちゃう。チョコむき出しになっちゃう。
お菓子屋さんもこんな使い方は考えてないからね。だいたい1/4くらいは剥がれちゃったかな。
お菓子を選ぶ時は、包装の形態も確認してね。
そんな剥がれたお菓子をちびっ子に配るわけにはいかないから、剥がれちゃったお菓子は「いのやん」と裏方さん全員でおいしく頂きました。ごちそうさまでした。
補足:イベントをする時にタイトルは注意しよう。もしこの内容で「お菓子のお家づくり」にしちゃうと、生地をコネて延ばして焼いて、チョコを塗るイベントをイメージしてしまうからね。
この内容ならタイトルは「お菓子のお家を飾ろう」の方が望ましいかな。
微妙だけど、こんな所も気をつけようね。