企画が苦手だけど イベント担当を20年して分かった4つの企画ポイント

2019年9月22日

イベント歴20年、でも企画が苦手でいつも困っていた

こんにちは「いのやん」です。

イベント&催事歴20年のデパート社員。販促(販売促進)部門に長く在籍していた現役社員です。(いのやんについてはこちら

その20年の経験から導き出した、イベントを「企画」する時に大切したい4つのポイントまとめてみました。

な~んて偉そうに書いてますが、タイトル通り企画は大の苦手。クリエイティブには遠い存在なので、自分でも笑っちゃうくらい苦手意識ありMAX!

そんな「企画」苦手ないのやんが、20年間過ごしてきた中でわかってきたポイント。

だから、あなたのお役に立ちます。

「イベント集客効果的な5つの告知方法」はこちらへ。

「イベント運営 スムーズなイベント運営のための4つのポイント」はこちらへ。

自分で言うのもなんですが、デパートのイベントや催事は、たくさんのお客さんの目にさらされます。失敗すると大変です、お店の売上がピンチになります。だから苦手ないのやんはだいたいいつも真剣勝負、どこまでこだわれるかがポイントです。

ちょっと長文(約10分)ですが、ぜひお付き合いください。

企画はパンダの魅力にかなわない?
どんな企画でも、わたしの魅力には敵わないかもね💛💛。(白浜市在住パ●ダ氏談)

めげずにがんばります。

イベント企画 大切にしたい4つのポイント

1.企画のひねり出し方
1)あなたの好きなジャンルで企画しよう
2)企画が思いつかない時はどうする?
3)その企画、誰に求められるの。

2.企画を一緒に取り組む仲間あつめ

1)楽しみながら企画しよう
2)企画には大義をかかげてね。楽しいだけで仲間はできません。
3)企画はあえて作りこまない。完成させない。
おまけ)かんさい まるまる劇場

3. 企画書のつくりかた

4.数字は大切にして 企画には数字が大切だよ

アイデア思いつく

1.企画のひねり出し方

簡単にスグに企画が思いつく!?

残念ですがそんなに甘くはありません。冒頭から拍子抜けかもしれませんが、いのやん企画は苦手なんです。アイデアマンじゃないんです。

かんたんにアイデアが思いつけばいいんですが。企画アイデアが必要な時って大抵、締め切り間近で困っている状態です。困ったものです。

イベントで何が一番難しいかと聞かれたら、わたしは「企画」とお答えします。

イベントの土台になってくる企画がおかしければ、後でいくら修正してもおかしいままです。

何が一番大切かって聞かれたら、やっぱり「企画」とお答えします。

どうしてこんなに「企画」ばっかり言うのか、それは自分自身が企画のアイデアを出すのが大の苦手で、できることなら逃げてしまいたいと思ってるからなんです。(何回もしつこくてごめんね)

企画から逃げるイメージ
キャー 逃げろ逃げろ!

もちろん今でも企画は大の大苦手。でも、それを乗り越えて自分の企画が形になった時には、すんごい愛着がわくんです。イベントの間はずっとウキウキ、とても楽しくなってしまいます。

でも、やっぱり新しいアイデアを決められた期日までにしぼり出すのは大変。正直言って、とってもしんどいです。

期限が迫ってくると、夢にまで出てきます。そんな中で企画が苦手ないのやんが、どうやって企画をひねり出してきたのか、ぜひ先を読み続けてくださいね。

アイデア思いつく

1)あなたの好きなジャンルで企画しよう。

そんな時は、何か好きなこと&得意なジャンルで無理やり企画を作ってしまうのが一番です。ジャンルは食べ物だったり、映画だったり、まあなんでもいいです。あんまり難しく考えずに、あなたの好きなジャンル、興味のあるジャンルで企画を組んでみましょう。苦手なジャンルは避けましょう。

そんな適当でいいのか不安に思うかもしれませんね。でも安心してください。最初はそれでもいいんです。でも、ちょっとは企画を深掘りしないとダメですよありきたりでは面白くないからね。

マニアックな趣味でも企画にしても大丈夫です、どちらかというとその方が企画は組みやすいです。何故ならマニアックなら、あなたの回りに詳しい人がいない。あなたのやりたい放題になります。

ひゃっほー!!あなたがこのイベントでは第一人者。

なになに?「わたしの趣味はとってもマニアックなので、お客さんが集まるか不安。」

だ・い・じ・ょ・う・ぶ

マニアックはマニアックなりの方法をとってみましょう。

みんなが「はあ?」て思うような変な企画や、尖がった内容で攻めていけば、満足できるだけの人数はあつまる。

そう、あつまるんだ。

あと、マニアックを突き詰めるためには、凝って凝って凝り倒すのが大切。実はわたし凝り性でして、ツボにはまったらメッチャ凝るんです。

へっへ~ん!! ザッツ自慢!!アイアム ワンダホー!

こだわった時の実例なんかも ↓ ↓ ↓

http://inoyan.pya.jp/2018/07/25/まんが作品展%e3%80%80企画展のつくりかた。/

1回だけ漫画家さんの作品展を企画して、開催したことがあるんだ。

なかなか珍しい経験だ。(マニアではないですよ)。もし作品展を企画してみたいなら、ちらっとでもいいから読んでいって欲しいな。 でもね、わたしも「困ったちゃん」なんです。ムラッ気が大きくて凝れるときの方が少ないんです。キャー恥ずかしい。

マニアックな企画を組みたいけど、あんまり詳しくない場合。そんな時はあなたよりも詳しい人を探して協力をお願いしよう。誰が詳しいかなんて、ネットで調べたらすぐにわかりますよ。きちんと理由を伝えて助けてもらいましょう。企画の意義をきちんと伝えて協力してもらおう。

できるだけ変わった企画をつくって、楽しそうなアイデアを広げていこう。

恥ずかしがらずに突き進んでみよう。

思いつかない

2)企画が思いつかない時はどうする?

日程は決まっている。会場も決まっている。でも内容が何にも決まっていない。キャー ピンチ!!

そんな時に、おススメな方法があるんですよ。

企画のアイデア出しはちょっとだけ、頭の片隅においやって。

たとば雑誌を読んだり、コーヒーを飲んだり、スマホで遊んでみたり。

あと、電車の中刷り広告や外の風景を見たり、気休めに近所のイベント情報をネットで見たり、まあなんでもいいので「ぼーっと」しましょう。

「リラックスしながらちょっとだけ考える。」

こんなちょっとしたことでいいんです。

するとね。あなたが今まで培ってきた知識や経験が、パッ!と突然つながったりして、新しい企画ができちゃうことがあるんですよ。この「ぼーっと」するだけの方法なんだけど、あんがい効果的ですよ。

この前NHKスペシャルでも紹介されていて、あのノーベル賞学者や、直木賞作家なんかもしている方法だそうですよ。自分のやってきた方法が間違ってなかったと思えて、ちょっと嬉しかったのを覚えてます。

ひらめきます。超オススメ!!

ひらめいたカレイもいた

でも、ゆっくりリラックスする時間なんて無い。そんな悠長なことはしてらんない。すぐにアイデアを出したい。

そりゃそうですね。焦っている時にまったりなんてできませんよね。でも焦ったらダメダメよん。そんな時には、家族や友だちと雑談しながらアイデアを出していくのが効果的。

やっぱり、ここでもリラックスするのが大切なんだけど、気をつけたいのは相手の発言を否定しないこと。できねーよとか、面白くないよとか絶対に言っちゃダメですよ。そうしないと話が広がっていきません。相手にもリラックスしてもらって、楽しいふんいきにしてくださいね。

もし、雑談レベルのアイデアでも、ぜんぜん面白くないアイデアでも相づちくらいはして話を続けましょうね。

できたら話に乗っかって、話をどんどん広げていきましょう。

たまに、相手が何を言っても否定して、それで満足してしまう人がいます。自己優越感を得たいのか、失敗した時の保険なのか、あれは良くない。否定からは何も生まれないのに。わたし、ぜんぜん理解できましぇん。雑談からアイデアが生まれることもよくあるんです。

そうそう、もう一つ大きなメリットがあるんですよ。

一緒に雑談した人たちは、その企画に協力的になってくれるんです。

雑談は仲間づくりに役立つんですよ。

うまく雑談してくださいね。

誰に求められる

3)その企画、誰に求められるの。

企画はできたけど、どうもしっくりこなくて。

アイデアが出て企画が決まったけど、どうせなら誰か人の役に立ちたいよね。

何か困ってませんか?わたしやあなたもいろいろ困ってると思うけど、地域の方々や社会が困っているようなことをちょっと解決してみたくないですか?

地域や社会で、誰かの困った問題になっているか。このあたりがとっても大切。

ちょっとしたことでいいと思う。例えば町内のゴミ問題とか、ハトのふんとか。けっこう身近なことなんだけど、もし解決できたらすごいことって、あんがいあるんです。

もし、社会や地域で問題にも話題にもなってなくて、ただ自分たちだけが楽しいだけなら、それは限られた仲間内でのお楽しみイベント。それはそれで面白いんだけど、企画も運営もそんなに困ってないよね。自由にすればいいんだから。

難しく考えなくても大丈夫。その企画に欠かせない人たちが望んでいることを、ちょっと考えてみたらいい。

こんな人たちが欠かせない人たちだよね。

・来てくれるお客さん。

・一緒に取り組んでくれる仲間。

・場所や費用で協力してくれる関係者。

例えば、子育て関連のサポートイベントがしたいと思ったら

・子供の宿題が進まない(来てくれるお客さん)

・町の子どもの役に立ちたい(一緒に取り組んでくれる仲間)

・空き時間を有効活用したい(場所や費用で協力してくれる関係者)

→ 塾の空き時間を使っての宿題サポートイベントや、子育てサポートイベントをする

難しい問題を解決するのは、誰にとっても難しいんだから。無理せず気楽に

できるところから、ちょっとずつでいい。ちょっとした問題をテーマとして取り組もう。みんなが納得できるような企画内容にして。

特に、場所や費用で協力してくれる方々に、よ~く納得してもらうのがいいですね。納得度が高まると環境がガラッとかわる。使える場所も時間も増えるし、仲間も増えていくからね。企画内容を充実させてくださいね。お客さんの満足度を高めてくださいね。

単に値段を下げるのではなく、満足度を高めることが大切ですよ。

仲間を集める人の絵

2.企画を一緒に取り組む仲間あつめ

1) 楽しみながら企画しよう

多少の慣れはあってもイベントをやり遂げるってしんどいですよね。企画が苦手ないのやんは一層しんどかった。

しんどいと、愚痴のひとつも出てきちゃったりして、気がつくと眉間にシワが寄って目つきが悪くなっちゃって。

そんな人と仲良くなりたい?

イヤイヤ、めっちゃイヤ!「巻き込まれたら」なんかエライ目に会いそうだよね。実はこれ、一番ダメダメパターン

だって、しんどうそうな人の回りには誰も集まってきません。しんどくてもぐっとこらえて笑顔を作って、楽しそうな雰囲気でたくさんの人に魅力をPRしてみよう。

イベントが楽しそうなのは当たりまえ。しそうにしているあなたの姿をPRしよう!なんとそれだけで、あなたの企画が楽しさ150%増しに見えちゃうんだよ。不思議だね。

「あなた=楽しそうな人」まずはここから始めるべきだ。楽しそうにイベント&企画の魅力をいっぱい話してみようそうすれば興味をもってくれる人があらわれる。

もっといっぱい話をしてみよう。ぞうすれば一緒にしてくれる仲間があらわれる。だからつらい顔しないで、楽しく前に進んでいこう。

大義名分

2)企画の大義をかかげてね。楽しいだけで仲間はできません。

楽しくしてると、少しづつ知り合いが増えてくる。仲間とワイワイできる。イベントにもお客さんがたくさんやってきた。良い感じだ。

でもね、楽しさだけでは長続きしない何故って?

どんどん楽しくないと人は離れてしまうからね。楽しさの基準もどんどん上がってく。

まさにインフレ。だから、インフレに負けない大義を掲げて強くなるしかないんだ。

イベントは回を重ねるごとに楽しくなっていくのが当たり前。そう思ってない?いつも同じ企画内容だったら、メンバーは飽きるし、お客さんは飽きて来なくなっちゃう。でも、どんどんパワーアップするような、すっごい楽しさを提供しつづけるのは正直しんどい

はっきり言ってそんなの無理無理。楽しさの無間地獄、賽の河原状態。キリがないよね。

マンガとかでも、よくあるよね。飽きられないようにどんどん強い敵があらわれて、しまいには戦闘力が億単位になっていたり。たとえ億単位の強さのイベントにできても、兆単位の戦闘力を持つ競合相手があらわれるかも。面白さ目当てのメンバーは向こうに行っちゃうかもだし、お客さんは確実に向こうへ行っちゃう

もうほんとにキリがない。そうならないためにも、あなたの企画が何を目的にしているのか。そこをはっきりさせよう。

ただ楽しむためにしているの?違うよね。目的があって企画を立てたんだよね。

楽しむのはもちろん大切だし、楽しくないと続かない。でもそれは仲間といっしょに準備をしている時や、無事に終わった時に感じるもの。楽しみはおまけであって、イベントそのものの目的じゃないはずだ。そこを間違えたら長続きしないかもよ。

楽しさのインフレに負けず、活動を長く続けていくためにも、あなたがイベントを企画する意味と目的をきちんと明言しよう。大義として掲げて仲間を集めよう。

作りこむ画像

3)企画をあえて作りこまない。完成させない。

楽しくしてると人が集まって、大義を掲げると長くつきあえる仲間と出会える。もうこれだけでじゅうぶんなんだけど、もう1つ加えるとしたら、企画内容をあえて作りこまない、完成させないようにすること。

えっ、作りこまない?完成させない?そう、作りこまない方がいいんです。完成させちゃダメなんです。

最近は人の意識も変わってきていてね。ちょっと前までは面白いものを消費するだけ。おいしい料理を食べたり、おもしろい映画を見るたり、いいものを消費するだけの生活。

でも今は違ってね。消費するだけではイケてなくて、自分にとって良いものは自分で作っちゃう人が増えている。いつもとちょっと違う料理にチャレンジしたり、動画を配信したり。インターネットやSNSのおかげで、必要な情報は簡単に手に入るので、今や個人でもラクチンにできちゃうんだよね。

それと同じで、人とのつながりを求める人たちの行動も変わってきてる。人とつながれるような「場」に参加していた人たちが、自分たちで「場」を作りはじめている。企画するのもそんな「場づくり」のひとつ。

でもね、ゼロからひとりで「場」を作り上げるのは正直しんどくて。できることなら気の許せる友達と一緒に取り組みたいな。そう思いませんか。

「場作り」はしたいけどひとりでは難しい。一緒にしてくれる仲間が欲しい。だから、そんな人たちが、いつでも参加できる環境にしておくことが大切なのです。

作りたい人たちがいつでも参加できる環境というのは「完成していない」状態。だから、企画を完成させすてはダメなのです。あえて参加できる余地を残しておきましょう。

参加して楽しいだけでなく企画を形にしていく感を大切にしたい。一緒に作ったものには愛着がわくし、なによりも作り上げる工程が楽しい。完成していないものが人を惹きつける。

仲間をどれだけ集めたいのか。これはイベントの規模感、内容で変わってくる。でも、たとえ1人でも仲間になってくれたなら、それはあなたの大きな財産。

時間はかかるかもしれませんが、あきらめずにがんばってください。

おまけ)かんさい まるまる劇場

わたしが関わっているこちらの活動まるまる劇場参照)。

まるまる劇場イメージ 仲間があつまる


コンセプトは「子供の笑顔を通じて町を元気にする」でもイ内容は一定してない。

参加メンバーもその都度変わる。都合のよい人が、その時々に参加する緩い形をとっていて。なんか行きあたりばったりな感じがしたり、内容が決まってなくて不安なこともあるけども、そこは「柔軟さ」ってことでやってるんです。

それくらいの方が、可能性が拡がるんだよ

企画をプレゼンする人

3.イベント企画書のつくりかた

やりたいことが見えてきた、協力してくれる人も増えてきた。企画も形になってきた。
さあ、企画書を作ってみよう。

え~やだ、じゃまくさい。書くのは苦手、直接話した方が楽だし、想いも伝わるよ~。という人もいますよね。

でも、企画書があるとなにかと便利ですよそれなりの規模で開催する時は、ぜったい企画書を作った方がいいですよ。

その理由
1) いちいち全部説明しなくてもいい
2) 情報の共有に便利(当日まで会えない人もいます)
3) 外部への説明資料として

わざわざ書くほどのことじゃないんだけど。

特に3)「外部への説明資料」は大切だよ。

向こうの担当者と仲良しでも、その担当者が上司や関係部署とかに説明する時に資料があったら便利。相手のことを考えるのなら、企画書は作った方が親切だよ。

書式について。
できるだけ1枚にまとめて。書き方は自由でいいけど、これだけのことは書いてね。

————————————————————–
記入日時。

主題(何の企画書か、例えば「夏休み宿題勉強会とか」)

どうしてこの企画をしようと思ったか(大層かもしれませんが、これが大義です)

開催日時。

開催場所。

参加費の有り無し。

主催者の名前(もしくはグループ名)。共催・後援者もあればその名前やグループ名

あなたの連絡先

あなたのグループや団体、企業などについてわかる資料
—————————————————————–

もしも「小学生が主催する宿題勉強会」なんてものがあったら、こんな感じかな。

例文をつくってみました。

1月23日

 夏休みの宿題をみんなでしようもうすぐ夏休みが終わってしまう。

でもまだ宿題がのこっている。わたしだけではなくて、

     みんながこまってる。 みんなで力を合わせて宿題をおわらせよう。

するひと     わたしと、わたしの友だち

にんずう     5にんまで

すること     みんなで宿題をする

する日      @月26日(日)1時から3時

ばしょ      いのやん塾(いのやん町1-2-3)

お 金      お金はなし

教えてくれる人  いのやん塾の先生。

いっしょに   わたしのパパ。

教えてくれる人 となりのおじさん

おれい      払えるお金はもってないよ

れんらくさき   いのやん市いのやん町1-1-10

でんわ番号    012-345-6789

たんとうしゃ    いのやん

(以上)

数字の絵

4.企画には数字が大切だよ

企画書が大事なのは当たり前なんだけど、「いやいや数字よりも、お客さんと関係者が満足する方が大切だ。」こう言う人がたまにいるんですよね。もちろんお客さんと関係者の満足は大切。

でも、数字はとっても大切なんだよね、それはわかって欲しいな。あたりまえなんだけどここ大事

残念ながら満足度は数値化がひっじょうに困難。だから、どうしても数値化しやすいモノ=「参加人数や売上額」が結果の成否の判断材料になっちゃうのね。

仲間やお客さんが満足してくれること。いろいろな人のつながりができて、自分たちの活動が認められること。

もちろん大切です。でも、それだけではダメなんです。

継続してイベントを開催できるだけの実績を残して、みんなが幸せになれるだけの来場者数を確保することが大切。

もし満足度を数値化して、仮に80点だったとしても、どんな基準で測った点数なのかもよくわかんない。
スポンサーや外部関係者に説明するにも、数字で現わしやすい「数字」を確保しましょう。ちょっと残念かもだけど、誰でも判断できる指標が数値なんだよね。

そして何よりもお客さんの数が少ないと、どんな内容であれ主催者はヒヤヒヤもの。チケット収入や物販収入も少なくなるし、講演者からは苦情も出る。出展者は次から参加しなくなっちゃう。次回は開催できません。

全てが水の泡。そんなのヤダね。
もしあなたが企画して、目新しさ感、ワクワク感だけで行政や企業等へ相談に行ったとしても。残念だけど前には進まない。

もしもだけど、あなたが行政などの窓口だったとして、1つだけ企画を進める立場なら、どっちを選ぶ?
もし講演会をするとして(例はてきとうです)
① テレビでよく見たあの人の講演会。大人から子供まで幅広い年代に人気です。安定感のあるベテランです。いつも会場はにぎわいます。
② ドラマ出演数10本以上のあの人が登場。友だちになりたいランキング10位。10年前にはドラマ主演も。どの講演会でも毎回100人以上の来場者。

とっても抽象的でつかみどころのない①。ちょっと固い印象はあるがわかりやすい②。

最終決定権があるのなら、あえて①を選ぶのも有りかも。でも、組織として選ぶなら②でしょ。①を選んでしまうとぽわっとしすぎて囲りに説明できませんよね。

もし、①のような企画書を作って相手がわかってくれない、なんて言っている方がいたら改めてくださいね。
損してますよ、数字は大事です。
 

仲間と一緒に大義を掲げて、楽しみながら頑張ってください。

イベント集客に効果的な5つの告知集客方法はこちら

イベント運営 スムーズなイベント運営のための4つのポイントはこちら

もしよければ「いのやんの自己紹介ページ」も見てくださいね。

どうしてこんなページを作ろうと思ったのかを書いてます。

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