暑さ対策は帽子から 旧日本兵スタイル?足軽スタイル?
本当に暑い日が続きます、屋外でのイベントがあったりするとほんとうに大変ですよね。
水分補給をしっかりして日陰で休んだりと、熱中症予防については誰もが気になるところだと思います。
盛んに水分補給やクーラーでの室温の管理が大切だと言われておりますが、忘れてはいけないのがなんといっても「帽子」ではないでしょうか?
帽子の大切さについてはこちらのページでくわしく書かれておりますが、わたしのページではちょっと違った点でお伝えしたいと思います。
暑さ対策は帽子から
帽子といえば、ちょっと気になったのが首回りに布が掛かっているこの帽子。
幼稚園とかでは見るのですが、どうしてもっと広まらないのでしょうか?
参照:https://item.rakuten.co.jp/phase/101215/
首筋が暑くならず、効果的なはずなんですが、格好悪いからなのでしょうかね?
わたしちょっと考えました。
ズバリ印象が悪いんでしょう。
この帽子の形って「旧日本兵」のイメージ
日本で一番有名なフリー素材「いらすとやさん」でも、この帽子をかぶったイラストが「日本兵」で出てくる。
他にもいろいろありますね。
ちょっとだけ調べてみました。
参照:https://chinadrama.info/2018/03/23/post-2115/
あと、中国の抗日ドラマの日本兵とか。
布付きの帽子をかぶってますが、よくみると「黒人」。
意味不明です。
まあ結局のところ、あんまり良いイメージは無いんでしょうね。
でも、この首回りの布。
名前は帽垂布(ぼうたれぬの)というらしいのですが、きちんと効果はあったみたいですよ。
砂漠地帯で兵士の日焼けや虫よけ に効果を発揮したようだ。また、布は数枚に分かれていたために隙間から風が通り、快適なうえに皮膚病も防 ぎ、布が動くので蚊などの虫を追い払うのにも適していたとされる。
ちなみに発祥はアフリカで活動していたフランス軍のスタイルを真似しただそうです。
この帽子の形は戦国時代から日本にあったんです
日本の伝統?戦国時代の「足軽」スタイルも同様ですね。
足軽については、初期の頃はスタイルも確立していなかったようですが、戦国期からそれなりになったようです。
戦国期には歩兵の大集団による集団戦が確立されており、足軽の兵装もそれに沿ったものになっていた。一般的には皮革、あるいは和紙を漆でかためた陣傘(後に鉄板を切り抜き笠状に形成した陣笠に取って代わられる)[15]、鉄の胴鎧、籠手、陣羽織を装着し、そのほか水筒、鼻紙、布にくるんだ米など(例:糒、握り飯、芋がら縄)を携帯していた。胴鎧に関しては、稀に和紙や皮革、竹でできたものも見ることができるが、現存しているのはほとんどが重量4kg前後の鉄製のものである。
暑い日が続きます。
格好は悪いかもしれませんが、この「旧日本兵スタイル?足軽スタイル?」もっと広まってもいいんじゃないでしょうか。
カッコいいおしゃれな帽垂布をデザインしてくださる方、どこかにいませんか?
それまでは、帽子にタオルでも挟み込んで暑さをしのいでいきましょう。